搾乳に県内初のロータリーパーラーを導入し、作業を自動化。乳量の変化をデータ化して、1頭ごとに細やかにケアしています。自動給餌ロボットや清掃機を活用しながら、牛舎を拡大しています。
効率化により、品質の良い牛乳を安定して供給することができています。
川渕牧場ではロボット牛舎を導入し、搾乳やエサやり、糞便の掃除もロボットが自動で行っています。作業の負担を減らすだけでなく牛が好きな時に搾乳、採食、休息ができるように牛たちにとって快適な環境を提供しています。
糞便が混ざった排水を処理施設に通すことで繊維質と水に分離させて再利用し、できたたい肥は近隣の農家や住民の方に無料で配っています。また排出水の定期的な測定も行いきれいな状態で排水しています。
32枠のロータリーパーラーがあり、牛たちは約10分かけて回る機械の上で落ち着いて搾乳を受けます。機械で一頭ごとの乳量の変化や体調の変化をデータで管理しています。
哺乳ロボットを活用することで哺乳量と回数を調整し、仔牛の良好な発育につながります。ミルクの温度調整や複数回に分けて与えることで下痢などの健康問題も抑制できます。
豆腐粕やビール粕、しょうゆ粕、酒粕などのエコフィードを積極的に取り入れ、フードロスの軽減と牛たちへの高品質なエサの提供を行っています。